失敗談で見抜く、SNSビジネス

REAL FAILURE STORY

タカさんの失敗談

ジャンル:せどり・EC販売・Instagram
投資額100,000円
収益額15,000円

SNSで「隙間時間に未経験からできる」「1件1万円以上の高利益」「スマホ修理スキルは一生モノ」という投稿を目にしたのがきっかけです。動画では、素人が簡単にiPhoneの画面をパカッと開けて、ものの15分で液晶パネルを交換している姿が映し出されていました。「これなら自分にもできそうだし、身近にスマホの画面が割れている人はたくさんいるから需要があるはず」と思い、初期費用25万円のフランチャイズ風のサポート講座に申し込みました。 しかし、実際に送られてきた工具と教材で練習を始めると、動画のように簡単にはいきませんでした。スマホの内部は非常に精密で、1ミリに満たないネジが何種類もあり、少しでも力加減を間違えると基盤を傷つけて完全に壊してしまうリスクがあります。「誰でもできる」というのは、手先が極端に器用で、かつリスクを恐れない人の場合だったのだと気付きました。 さらに、最大の誤算は「集客」と「パーツの仕入れ」でした。SNSでの集客ノウハウを教えてもらう約束でしたが、指導内容は「自分でインスタのアカウントを作って近隣の人にDMを送りまくる」という力技のみ。見ず知らずの素人に大事なスマホを預ける人などおらず、全く依頼は来ませんでした。また、教材指定の仕入れ先から届く格安の液晶パネルは、タッチの感度が悪かったり、色味が不自然だったりと不良品が多く、知人のスマホを修理した際も「画面の動きがおかしくなった」とクレームになり、弁償騒ぎになりました。 結局、高度な技術不足と、素人が出張修理を行うことへの信用のなさが原因で、怖くなって活動を断念しました。SNSの動画で見る「手軽さ」と、実際の精密機器を扱う「リスクの重さ」には、天と地ほどの差があることを痛感しました。

タカ 34歳