失敗談で見抜く、SNSビジネス

REAL FAILURE STORY

けんさんの失敗談

ジャンル:AI副業・Instagram
投資額320,000円
収益額8,200円

きっかけは、仕事の休憩中にTikTokで見かけた1本のリール動画でした。「スマホ1台、知識ゼロでも大丈夫。AIが自動で美女アカウントを作り、月収30万円を実現」というコピーと共に、豪華な暮らしを見せる発信者の姿が流れてきました。「誰でも」「自動で」という言葉に惹かれ、思わず公式LINEに登録してしまったのが始まりです。 登録後、数日間にわたって配信された動画講座では「今行動しない人は一生このままです」と繰り返し煽られ、最終的に「AI副業完全サポートコンサル」として32万円のクレジット決済を行いました。無料相談の時点では「専属のメンターが個別に週2回サポートします」と説明されていましたが、契約から2週間ほどで「効率化のため」という理由で個別サポートは打ち切られ、数百人が参加する一斉配信のグループチャットに変更されてしまいました。 教材の内容も、実際には無料で検索できる画像生成AIツールの基本操作と、「毎日投稿を続けましょう」という精神論がほとんどで、独自のノウハウとは言えないものでした。すでに同じような手法を使うアカウントが乱立しており、後発の私の投稿はほとんど埋もれてしまいます。さらに、際立たせようと投稿内容を過激にした結果、規約違反と判断され、開始から3週間でメインアカウントが凍結される事態にもなりました。 やり直して別のプラットフォームで電子写真集を販売してみましたが、購入してくれたのは知人2名のみで、売上はわずか8,200円。うまくいかない理由を運営側に相談しても、「あなたの投稿頻度や努力が足りないだけです」と言われるだけで、具体的な改善策は得られませんでした。 最終的な収支は、投資額320,000円に対し収益8,200円。 3週間以上、毎日数時間を作業に費やした末の結果としては、あまりにも大きな金銭的損失でした。 今振り返って強く感じるのは、「誰でも」「自動で」「月◯◯円」という言葉の裏には、必ず何らかの条件やリスクが隠れているということです。実績として見せられる画面が本当に典型的な結果なのか、サポート体制や返金条件が契約書に具体的に明記されているのかを、契約前に必ず確認するべきでした。SNSの副業広告は魅力的に見えますが、表示されている金額が「売上」なのか「利益」なのかを見極めること、そして高額な契約を急かされたときこそ一度立ち止まって考えることの大切さを、身をもって学びました。

けん 35歳