REAL FAILURE STORY
すずまるさんの失敗談
【きっかけ】 X(旧Twitter)を流し見していた時、「誰でもスマホ1台・知識ゼロから初月で月利10万円」「利益商品リストを今だけ限定公開」というポストが目に入りました。アカウントの主は、高級ホテルやカフェでパソコンを開いている画像を頻繁に投稿しており、投稿内容も非常に説得力があるように見えました。ちょうど本業以外での収入源を探していたこともあり、「2万円の教材代なら1〜2ヶ月で十分回収できるだろう」と軽い気持ちでDMを送り、有料Noteの購入に至りました。 【実際にやってみて直面した現実】 教材を購入してすぐに内容を確認しましたが、そこに書かれていたのは「SNSで既に出回っているような使い古された知識」ばかりでした。「リサイクルショップで型落ち家電を狙え」「セール時期のアパレルをフリマアプリで転売しろ」といった大まかな概要しか書かれておらず、具体的なリサーチ手順や仕入れ判断の基準はほとんど記載されていません。 さらに「誰でも簡単」「完全自動」と謳われていたものの、実際にやってみると泥臭い作業の連続でした。 店舗でのリサーチ:休日に何店舗もリサイクルショップや家電量販店を回りましたが、バーコードを読み込んでも利益が出そうな商品は一切見つからず、ただただ体力を消耗するだけでした。 電脳せどり(ネット仕入れ):ECサイトのセール品をリサーチしても、教材で紹介されていたような利益率は出ず、むしろ送料やプラットフォームの出品手数料(約10%)を差し引くと赤字になる計算ばかりでした。 ライバルの多さ:教材で「おすすめ」とされていた商品は、同じ教材を買った他の初心者たちも一斉に出品するため、すぐに過酷な価格競争が発生。価格を下げざるを得なくなり、利益が吹き飛びました。 結局、仕入れにかけた労力と時間に対して、売れたのは家にあった不要品に近い小物が数点のみ。教材代20,000円に対して、手元に残った純利益はわずか2,500円でした。時給に換算すると数十円レベルです。 【失敗から学んだこと・アドバイス】 SNSでよく見かける「誰でも」「簡単に」「初月から◯万円」という甘い言葉は、基本的に「商材を売る側のセールストーク」でしかありません。ビジネスにおいて「知識ゼロで再現性100%」などという都合の良い手法は存在せず、特にせどりのような物販ビジネスは、泥臭いリサーチ力、仕入れの資金力、そして在庫リスクを抱える覚悟が必要です。 発信者の華やかな生活や、「成果が出ました」という不自然な感謝のスクショに惑わされず、有料の情報に飛びつく前にまずは自分でコツコツと無料の情報から検証してみるべきだったと痛感しています。